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可愛いお弁当は作れないけど、そこそこ美味しいお弁当作ってます

瀬戸内の春の味・いかなごのくぎ煮

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瀬戸内の春の味・いかなごのくぎ煮

日中の計画停電。
窓から差し込む明かりで ひたすら読書を楽しむ生活。
なんとも贅沢な時間です。

そんな時、我が家の前に止まった 郵便局の車。
なんだろう・・・最近、通販なんて利用してないけど・・・

少しすると、
「お届け物で~す!!」
と 玄関をたたきながら呼ぶ声が。

あぁ、そっか。
停電だから、インターフォンが鳴らないんだ・・・!

慌ててハンコを掴んで玄関を開けると、
配達員さんが持っていたのは
くぎ煮便
西宮の義母が毎年送ってくれる 「いかなごの くぎ煮」でした。

毎年この時期になると、義母が煮て送って来るくぎ煮。
例年なら
「もうそろそろかな」
と楽しみに待っていた頃ですが、
今年はこの地震の大騒ぎですっかり忘れていました。

いそいそと包みを開け、行儀が悪いですが早速手で一口味見。
あ~、この味この味・・・!!

毎年この季節になると義母は、毎日魚屋さんに足を運び、
「まだ えぇサイズやないな」
とか
「これ以上待ったら 大きくなってしまうから今日が買い時や」
などと、いかなごのサイズを吟味する所から始まる くぎ煮作り。

いつも添えてある手紙には
「今年はちょっと待ったら あっという間にいかなごが大きくなってしまった」とか
「今年はちょっと味が気に入らない」とか、
来年に向けての自分への反省点のような事が綴ってありましたが、
今年は初めて、そういった言葉がない手紙となりました。

「寒さが厳しいだろうけど頑張って下さい」
「足りないものは送りますから なんでも言って下さい」

いろいろな事を考えながら煮てくれたと思うと、
胸が熱くなります。

16年前、阪神大震災で被災し、家をなくしたオットの両親。
ずいぶん長い間、仮設住宅での生活を余儀なくされました。

今思うと、そんな両親に私は役に立てていたのだろうか。
そう反省させられます。

義母からの手紙には
「16年前被災した私達ですが、今はすっかり復興しました。
それも皆さんのおかげです」
とも。

本当に、16年前のあの惨状、
今のオットの家の周辺にはその痕跡は見受けられません。

よく写真でも見た 阪神高速道路の橋げたが倒れている写真、
あれはまさに オットの実家のすぐそばで起こった出来事。

あの時は、ここから立ちあがる事なんてできるのだろうか・・・
そう思いました。

でも、想像以上の速さで阪神地区は復興し、
帰省するたびに そのめざましい発展に驚かされたものでした。

だからきっと大丈夫。
テレビを見ていて、被災して避難所にいる方々が、
譲り合って、感謝しあっている姿を見てそう感じました。


東北の皆さん、もうちょっとだけ我慢して下さい、ごめんなさい。
頑張るのは私達が担当しますから。

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いつも読んで下さりありがとうございます。
東北地区に 暖かい春の日差しが射しますように。
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2 Comments

There are no comments yet.

♪kuri様  

こんな時こそ笑いを!
という考え方もあるけれど、
昆布文字の「笑い」は違った方向だから、しばらくはお休み。
その代わり、物の少ない生活の中でできる 
私なりの知恵をアップして行こうと思っています。

4月のお弁当再開時には、もう少し状況が良くなっている事を願って。

2011/03/21 (Mon) 09:39 | EDIT | REPLY |   

kuri  

kotoriさん、今日は、昆布文字で笑うのではなく、勇気を分けていただきました。 ありがとう。
義父母様達、大変なご苦労を乗り越えていらしたのですね。
停電なんて なんのその!!で がんばりましょうね。
昨日 中学の卒業式でした。春休みにはいり、弁当作りからは解放されますが、 どこに飛んで歩くか判らぬ息子(アホなのです)の監視で、かえって疲れそう!!!
4月から またドカ弁作りが始まるし、 頑張らなくちゃな~って思っています。

2011/03/19 (Sat) 22:09 | EDIT | REPLY |   

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